ザッツ京大

学ぶ夏フェス、京大オープンキャンパス 後編

こんにちは、ザッツ・京大編集部です。
8月9日(水)・10日(木)に、吉田キャンパスで開催された「京都大学オープンキャンパス2017」。後編は2日目の様子をお伝えします。
前編でもお伝えしたように、ここ数年、京大のオープンキャンパスは内容が充実し、一部の人たちから“京都大「学」作戦”フェスと呼ばれているとかいないとか。
噂通り、1日目は京大を目指す学生さんたちで大盛況。取材スタッフは、薬学部や医学部、総合人間学部などの体験プログラムを突撃取材。2日目は前日まわり切れなかった学部をできる限り多く紹介するようがんばります!

幕の内弁当的にさまざまな学部・施設を
体験できるキャンパスツアー

2日も見事な快晴。まずは前日と同じく、山極総長のお話からスタート。
この日も総長は自身の体験や研究活動のお話を交えながら京大の学びの精神を熱く伝え、参加者も真剣に聞き入っていました。


ジャケットを脱いで熱いメッセージを送る山極総長
にじみ出る熱意が伝わってきます。

 


参加者の手からも真剣さが伝わってきます

2日目は、在学生がナビゲーターとなり、各学部のおさえておくべきポイントを案内してくれるキャンパスツアーに同行させてもらうことに。ツアーは主に理系・文系に別れていて、いくつものコースがあるのですが、今回は文系(教育学部・法学部・経済学部)コースにお邪魔させてもらいました。

集合場所は法経第四教室。ここで受付けとグループ分けをして、法学部の模擬法廷へと移動します。


理系がフィーチャーされがちですが、文系もかなりの人気

 


在学生のナビで移動。
ナビゲーターを務めていた在学生はとても親切なナイスガイでした

「ナビゲーターの学生君、あの気の配りよう、モテるんやろなぁ」と妄想しているうちに、模擬法廷に到着。
ドラマや映画などでは見たことがあるものの、リアルに再現された模擬法廷を目の当たりにしてテンションが上がる参加者と取材スタッフ。さっそく裁判官席、原告席、被告席、書記官席で記念撮影。ちなみに人気が高かったのは、裁判官席と被告席でした。


リアルな模擬法廷
(参加者以上に取材スタッフが盛り上がる)

 


法廷って、インスタ映えする?

気分が上がったところで、今度は法学部の原田教授の研究室を訪問。法学部ということで、かたい雰囲気の先生を想像して緊張していたら、若々しくて爽やかな雰囲気。原田先生は笑顔で、法学部で学ぶことや学ぶ楽しさを話していました。


いつもは関係者以外立ち入り禁止の研究室エリア

この後ツアーは、教育学部棟、尊攘堂、附属図書館、時計台を見学。約70分の行程でした。さまざまな学部や施設を見たいという人には、キャンパスツアーをおすすめします。

知の宝庫を探検 附属図書館〜書庫ツアー

さてさて今度は、前編でも少しふれた附属図書館の書庫ツアーをご紹介しましょう。
京大の附属図書館は蔵書総数としては日本で3番目の規模を誇り(2016年現在)、膨大な蔵書が保管されています。中には国宝や重要文化財もあるというのだから驚きです。
そんな貴重な本や資料が眠る地下の書庫を見学できるということで、申込み殺到。当初は定員30名だったところ40名に増やし、1グループ10名ずつに別れてツアー開始。


地下の書庫はまさに迷路状態

書庫には古今東西の貴重な本の他、新聞のマイクロフィルムなどがところ狭しと並んでいます。もちろん管理は職員が徹底して行っているとのこと。ナビゲーターを務める職員からもプロフェッショナルなニオイが漂ってきます。


いかにも貴重な本がありそうなゾーン

 


さり気なく並べられているのはあの有名な『里見八犬伝』!

書庫には誰もが知っている歴史的な本がいっぱい。今回の書庫ツアーのために用意されたのは、『里見八犬伝』! 「時空をこえる旅」という表現がありますが、それをサラリと体験できる京大の附属図書館ってすごい。参加者の皆さんも圧倒された様子でした。
ちなみに附属図書館の1日の入館者数は約3000人。京大の学生や先生だけでなく、他の大学の先生も訪れるそうです。

まだまだある! 多彩なプログラムを一挙紹介!!

まずは、工学部6学科の女子在学生が企画・運営を担当したイベント、「工学部テク女子」をご紹介。コンセプトは、“テク女の、テク女による、テク女のための交流会”。
はじめに各学科のプレゼンテーションがあり、その後、テーブルに分かれてテク女たちの本音トークが繰り広げられました。勉強内容はもちろんのこと、学生生活などについても、現役テク女ならではの意見がビシバシ飛び交っていました。


会場はカフェで話しているような和やかな雰囲気

 


イベントを企画したテク女の皆さん

乙女たちのやわらかい雰囲気のイベントの後は、がっつりとした理系イベントをご紹介しましょう。その名も「工学部地球工学科環境工学コース オープンラボ」。
なかなかストレートな名称ですが、そこが逆にキュートでもあります。
オープンラボでは、地下実験室で騒音計を使って参加者が発する大声を計測する実験デモや、研究活動を紹介するポスター展示が行われました。緊張した面持ちで全神経を集中させ、実験に臨む参加者の姿が印象的でした。


かなり専門的な雰囲気

 


この後、声を計測するため参加者自らシャウト!

ドンドンいきます。工学部棟をはなれ、次は同じエリアにある教育学部の棟へ行き、佐藤教授の模擬授業を見学。教室は満員で、自然と先生の講義にも熱が入ります。佐藤先生はメディア文化論が専門なのですが、この日の講義は終戦記念日にちなんだ内容でした。


教育学部の模擬授業もビッシリ満員

 


佐藤先生の熱い授業

ところで京大の先生の授業って、基本的に笑顔が多いんですよね。先生自身が仕事(研究)を心から愛していることが伝わってくる。だから学生を惹きつけるのでしょう。


雑談を交える佐藤先生
(こんな爽やかな笑顔、取材スタッフは宝くじが当った時しか出ません)

多くの学部が模擬授業や研究室紹介をする中、経済学部はちょっと趣向を変えた企画を行っていました。在学生がそれぞれの視点で入試対策や京大を目指した動機、将来の夢などを語るという内容。参加者からは、「共感した」「勇気づけられた」という声を聞くことができました。


少し照れながら参加者にエールを送る在学生

 


在学生の体験談をノートに書く受講者
この中には将来のイカ京も?

またまた工学部に戻り、今度は建築学科の模擬演習に潜入。建材の性質や揺れが及ぼす影響について、模型やパネルを使って解説。レーザー光線を用いた演習も行われ、教室はイリュージョニストのパフォーマンスさながらの雰囲気に。


模型を使った解説。手作り感あふれるパネルがグッド

 


SF映画のワンシーンのようなレーザーを使った演習

いよいよ2日目も佳境に差し掛かってまいりました。盛り上がっていきましょう!
続きましては、理学研究科地球惑星科学専攻地球物理学教室地震学研究室(研究室名がザッツ・理学!)の企画。久家准教授とBogdsn RNESCU准教授が、熊本地震で観測された水平移動変異を自分の足で体感するという興味深い内容。


熱心に話を聞く参加者の皆さん
(関係ありませんが久家先生、オシャレ)

 


京大は先生も国際色豊か

いよいよ、2017年のオープンキャンパスも大詰め。取材のラストを飾るのは、在学生による公開座談会です。構成はもちろん、MCやパネラーも在学生が担当。各学部の特徴から、下宿生活や恋愛事情、都市伝説化しているイカ京の実態まで、先輩たちのリアルな意見が飛び出し、会場は大盛り上がりでした。


現役京大生の声を聞こうと会場は満員

 


質疑応答ではドキッする質問も

 


笑顔いっぱいの楽しい座談会でした

あっと言う間に時間は過ぎ、オープンキャンパスは無事終了。ご紹介できなかったプログラムやイベントもありましたが、雰囲気やどんなことをしているのかは分かっていただけたのではないでしょうか。実際に参加するともっと京大を理解することができ、受験生の方もモチベーションも上がるので、関心がある方はぜひ来年のオープンキャンパスに参加してください!

[取材を終えて]

取材をして感じたのは、オープンキャンパスが想像以上に盛り上がっていること。参加者だけでなく、在学生や先生、職員も大切なイベントとしてとらえていることが伝わってきました。「京大を知りたい」という参加者の想いと、「京大を知ってほしい」「京大で学び、未来に羽ばたいてほしい」という大学の想いが、この一体感を生んでいるのだと思います。まさに“京都「大」学作戦”といえる熱い2日間でした!

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