No.3

update.2017.03.01

楽友会館って施設があるの知ってる?

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ザッツ・京大編集部です。
みなさん、特に学生の皆さん、楽友会館って施設があるの、知ってます?

こちらの青空とのコントラストが映えるモダンな建物です。
京都大学の吉田南構内の南側、東大路通から近衛通を東に入ったところに建つオレンジ色の瓦が特徴的な建物、それが「楽友会館」です。

楽友会館は1925(大正14)年に京都大学創立25周年を記念して、森田慶一 工学部建築科助教授(当時)の設計により建てられました。鉄筋コンクリート2階建の瓦葺でスパニッシュ・ミッション様式を基調とした外装と森谷延雄 東京高等工芸学校教授(当時)による室内装飾は大正建築の特徴をよく伝えており、1998(平成10)年に国の登録有形文化財に指定されています。「楽友」の名称は、当時の荒木寅三郎 総長により名付けられました。
2010(平成22)年9月に改装を終え、当時の趣きを残して会議室や喫茶食堂を備えた会館として再生し、現在は主に本学の教職員の方々の学術交流の場として使用されています。

実際に施設に入ってみると、とてもおもしろくて、今回は前編・後編の2回に分けて紹介したいなと思います。前編では楽友会館の内部紹介を、そして後編では、楽友会館の歴史をよく知る現役のスタッフ4名が語る「知られざるエピソード」をインタビュー形式で紹介します。

楽友会館施設内部に潜入!

特徴的なアーチ型の入口をくぐると、大正時代を思わせるレトロな扉が出迎えてくれます。

1階正面・東側
扉を開き中に入ると、まず目に飛び込むのが楽友会館の象徴ともいえるこの照明です。
直径80cmほどの多面体型で、手まりのようなデザイン。ふんわりとした灯りは、柔らかでありながらもインパクトがあります。

よく見ると、ガラスは表面に細かなパターンの入った型ガラスになっており、青色だけはマーブル模様の型無しの平滑なガラスに。金属製の骨組みは一切の歪みがなく、精巧なつくり。当時の職人技の素晴らしさに圧倒されます。

(左)ゆったりとしたラウンジ。(右)大会議室には、現在は西島安則 第21代総長による書が飾られています。

1階西側 喫茶食堂
正面入口から左側に進むと、当時のままの雰囲気を醸し出す「喫茶食堂」に突き当たります。

正面入口から左側に進むと、当時のままの雰囲気を醸し出す「喫茶食堂」に突き当たります。

どうです?大正ロマン満載じゃないですか?
こんなレトロな空間が京大にあるなんて驚きですね。

食堂もあるんです!

会館の中には、食堂もあるんです!

(左)食堂喫茶の人気メニューの一つ、海老フライタルタルソース。 お皿からはみ出んばかりの大ぶりの有頭海老が2匹も。昔から変わらぬレシピの特製タルタルソースも絶品。尾池和夫 元総長も大好物だったとか。(右)銀の器で出てくる正統派のハイシライス。じっくり10日間煮込まれた濃厚なデミグラスソースとたっぷり入った牛肉がとても美味。

ザッ洋食です!
食べたかったなぁ。。。
一般の方も利用可能だそうです。(メモっておこう…)

食堂利用について
本学教職員など学内関係者の利用が主となりますが、学外の方の利用も可能です。
利用時間:月曜日~土曜日(日曜日、祝日は休館)
11時30分~21時00分(ラストオーダー20時30分)
※食堂貸切日(17時00分以降)の場合、14時00分までの営業となります。
夕食メニューには素敵なコース料理や、宴会メニューなども用意されています。
詳しくは楽友会館事務室までお問い合わせ下さい。(電話:075-753-7603)
http://www.kyoto-u.ac.jp/ja/profile/intro/facilities/kyoshokuin/rakuyu/shokudo.htm

さぁ、次は2階です

2階
素敵な色合のステンドグラスをあしらった階段を上って2階へ。
2階には、会議室が六つと会議・講演室が一つ、旧宿泊室(現在は倉庫)、名誉教授室があります。

(左)階段のステンドグラスも当時のまま。(中央)2階は主に会議室。(右)エレベーターにはこんな印字も。こちらも改装時に施されたものですが、館内のレトロ感がさらにアップ。

(左)館内で最も広い会議・講演室。(右)かつて宿泊室があった西側スペース。現在は一部、名誉教授室として使われています。

赤絨毯ですよ。赤絨毯。(まぁ1階もそうなんですけど)
重厚感ありますね~。

今回はここまで!ロマンに心躍りますね。

次号に続きます!
次号から読んでしまった人もぜひ、もう一度!