2023.02.22
コアラのおしりが人類誕生の謎を解くカギに!? 文理両面から迫る独自の「しっぽ学」...
今年も京大で学んだ学生たちが社会へと旅立つ、卒業式が行われました。
例年、全力で卒業する卒業生たちとパワフルに送り出す後輩たち。
卒業生たちはどのような未来への希望を持っているのか?後輩に何を残すのか?
そして、その後輩たちはどんな気持ちで送り出すのか?
今回は、メッセージボードでその「あふれんばかり」の気持ちを書き出してもらいました!
卒業式の雰囲気も含めて、卒業式をバーチャル体験してみてください!
3月27日、前日に行われた大学院修了式につづき、「京都市勧業館みやこめっせ」で学部の卒業式が執り行われました。
会場は、日差しが強い中、多くの卒業生と保護者の方たちで晴れやか&華やかな雰囲気。まったくの他人ながら、卒業生の立派な姿を見ると目頭が熱くなります。
会場は朝早くからものすごい熱気
晴れやかな袴姿の卒業生
仲間と喜びを分かち合う卒業式感あふれる光景
4年間、苦楽を共にした仲間と笑顔で記念撮影をしたり、これまでお世話になった両親と照れくさそうに写真を撮ったりする微笑ましい光景があちこちでみられ、「卒業式っていいもんだな」と改めて実感。
送り出す後輩たちもお祝いの気持ちを表現
卒業式の迎え方はひとそれぞれですね。
今年も平常運転の卒業式であると安堵したところで、卒業式会場内へ向かいましょう。
式がはじまるということで、卒業生たちと保護者の方たちも会場内へ。
会場内には京大グッズの販売コーナーが
飛ぶように売れてます・・・
式の開始が迫り、緊張感が高まります。
今年もきりっとした卒業生が
緊張した面持ちで卒業式を迎えます。
彼らの眼差しは真剣そのもの。
目を見張る古き良き学生も
開式の辞、学歌斉唱の後、学位記授与と山極総長のメッセージがありました。背筋を伸ばし、噛み締めるように山極総長の話を聞き入いる卒業生たち。将来、この日のメッセージに励まされる時がくるでしょう。
山極総長から卒業生代表へ
卒業証書が手渡されます
つづいて山極総長から熱いメッセージ
傾聴
滞りなく式は終わり、卒業生と保護者は再び会場前で歓談や記念撮影などをするフリータイムに。
その様子をお届けします。
今年もバラエティに富んだ全力で卒業する卒業生で「あふれんばかり」だったのですが、
大人の事情と著作権の観点から、掲載するとエライ人たちに怒られかねない「あふれでた」卒業生も多数います。
まあ、いろいろあったので仕方ないですね。
ここでは、「ギリ、セーフ」な、お写真のみ紹介します。
発達した大胸筋はきっとこの在学期間に培った思い出もつまっています。
メイクが卒業式仕様な晴れやかな笑顔です。
日差しが当日強かったからか、頭をガードしています
時計台に戻ると、多くの卒業生らが最後の思い出にと記念写真を撮っていました。
時計台の前での笑顔
さまざまな思い出が駆け巡ります
(なお、左下のお二人は前日の大学院修了式に出席した留学生で、卒業式も面白そうだから来たとか・・・)
吉田キャンパスでも卒業生を祝福するため、応援団がスタンバイ。キレッキレの動きでエールを送りました。
応援団&チアによるエール
さて今年は、後輩から卒業生へ、そして卒業生から後輩へ、心のこもったメッセージを書いてもらったので紹介していきましょう。
と思ったら、取材班が引きで撮影したため、ボードの文字が極めて読みにくいという大失態!
なるべく拡大しますが、テロップありでお届けします。
注意!:ツッコミをバンバン入れて、いじり倒す場合がありますことあらかじめご了承下さい。
まずは、後輩から卒業生へのメッセージです。
「ガッツをありがとう」
若者らしい爽やかなメッセージです。
「風のように時を駆け、願う」byテニス部一同
詩的で心に響きます。
「日本の夜明けは近いゼヨ」by岩倉使節団(?)
後輩というか歴史上の大先輩?、いや偉人からありがたいお言葉をいただきました。
確か、この言葉を残されたのは幕末。まだ夜が明けていなかったことに一抹の不安をおぼえますが、彼らの言葉を信じましょう。
(そもそも、これは坂本龍馬の言葉では・・・?)
「京都大学の誇りを胸に。これからの御活躍を心より応援しております」
by京都大学応援団一同
さすが応援団、気合いが入ってます!
つづきまして、今度は卒業生から後輩へのメッセージを紹介しましょう。
「石油王におれはなる!!」
なられた暁には、京都大学へのご寄付をお待ちしております。
「Enjoy京大!」
そうそう、こういうベーシックなフレーズが欲しかったんです。
在学生はもちろん、これから京大生になる方も思い切りキャンパスライフを楽しんでください!
「チャレンジ」
日差しが強い日だったので、きっと暑かったのでしょう。
ルックスに反して言ってることは至極真っ当。彼の言う通り、いつまでもチャレンジする姿勢を大切にしてほしいものです。
まだまだ卒業生や後輩たちの気持ちは尽きません。
贈る言葉らしくなってきたところで、結びのメッセージにいきましょう。
あふれんばかりのメッセージを残してくださった、卒業生、後輩のみなさん。
ありがとうございました。
おや、何やらヒアリに注意しろとか言っている人たちがいる・・・
なんだこれ・・・
そして持っているボードをよく見ると……
「素晴しい日あり(ヒアリ)がとう!」
きっとヒアリの研究や勉強にかけた京大生活を送ってきたことと、学生生活を満喫したことへの感謝をかけているのでしょう。
(ただのダジャレとは思いたくない・・・)
皆さん、卒業おめでとうございます! これからの活躍を期待しています!
しんみり別れを惜しむより、笑顔で羽ばたこう。京大の卒業式は、そんなポジティブな空気感があふれているのが特徴。
学生はもちろんのこと、先生や保護者の方々の想いが込められた、温かく、ノリノリの気持ちがあふれんばかりの卒業式でした。